vol.3と4では”睡眠の役割と仕組み“についてお話しました。vol.5では眠りのゴールデンタイムを高めるためのポイント3つをご紹介します。
また、寝不足を普段実感していない方にとっても、睡眠を見つめ直すことは大切です。
慢性的な睡眠負債は、睡眠不足感を自覚しないことがある。
寝不足でもそれを自覚できていないって、考えてみると怖いですよね。今からポイント3つお伝えしていきますが、具体的な方法はvol.6のコラムでお伝えします。
1. 就寝・起床時間の固定化
就寝時間と起床時間を固定化することのメリットは3つあります。
- 体内時計を1日24時間にリセットできる
- 日中の眠気の時間が短くなる
- 寝る前に睡眠が起きやすくなる
2. 体温のコントロール
深部体温は日中高く、夜にかけて下がることで臓器・筋肉・脳を休ませようとします。皮膚温度と合わせてコントロールすることができれば、質の高い睡眠をえられます。
3. 脳のコントロール
脳を少しずつ夜モードにしていきましょう。
- 音楽をアップテンポにしない
- 室内の明かりを少しずつ落としていく
- 作業は単調なもの中心に行う
などなど。
お仕事や習い事が終わり、就寝までの自分だけの時間を有意義に過ごしたくなりますよね。
脳を夜モードにしてあげないと興奮状態のままベッドに入っても、すぐに寝付くことができづらくなります。
入眠時間と精神的健康度との間に強い相関があり、睡眠時間よりもスムースに寝付けないことが最も苦痛な状態。
このようなことも言われています。もう1度、就寝前の過ごし方を見つめ直してみましょう。
次回はいよいよ睡眠コラム最終章です。今回お伝えした3つのポイントをもとに、今すぐできる具体的な方法5つご紹介します。
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