
脂質とオメガ3系
「脂質は太るもの」といつも悪者扱いされやすい存在ですが、脂質は多くのメリットを身体にもたらしてくれます。
脂質はカテゴリー2でお話させていただいたように、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2つに分けることができます。
飽和脂肪酸の過剰摂取は肥満のリスクが高くなります。
また、WHO(世界保健機関)は2016年に「飽和脂肪酸の過剰摂取は心血管疾患リスクが高まる」と発表し、注意を換気しています。
一方、不飽和脂肪酸には「オメガ3」と「オメガ6」に大きく分けることができます。
「オメガ3系」は日本人が摂取すべき脂質。
摂取した脂質は基本的に体内に存在する細胞の細胞膜へと変化します。
オメガ3系を摂取することで、細胞膜は柔軟性を富み、細胞内に栄養や酸素が流入しやすくなり、細胞レベルで身体が変化していきます。
オメガ3系は青魚、特にサバに多く含まれています。
アマニ油やエゴマなどにも多く含まれておりますが、耐熱性はありません。
アマニ油を摂取する際は、生野菜などにかけて食べるのが個人的にはおすすめです。良質な脂質を摂取する習慣をつくり、細胞レベルで身体を活性化していきましょう!
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