今回が睡眠コラムの最後の投稿です。全6回にわたった睡眠コラム。少しでもみなさまの快眠に向けたお手伝いができたなら、幸いです。
1. 寝る90分前には入浴を済ませる

深部体温は上がった分だけ下がろうとする性格があります。
入浴後、深部体温が戻ろうとするには時間が必要です。深部体温が下がりだすと、入眠はスムースになります。
寝る予定時間が迫っているなら、シャワーで済ませるのも1つの方法
2. 靴下を履いて足を温める

足を温めると、足先の毛細血管が広がり、体内にこもった熱を下げることができます。注意点としては、靴下を履いたまま寝ないことです。熱が靴下にこもったままになってしまうので、就寝直前には脱いで寝ましょう。
3. 寝る前のストレッチ

就寝直前のストレッチは、抹消からの体熱放散を促してくれます。入眠までの時間を短縮してくれる可能性もあります。
4. 湿度・温度設定

体温は寝始め前後は下がり、起きる時間にかけて上がってきます。その性質を利用したエアコンの設定を行いましょう。
- 夏は睡眠の前半に冷房をかけ、後半にきる
- 冬は睡眠の前半に暖房をきり、後半にかける
5. ルーティンワークをつくる

イチロー選手が試合に向けて一連の運動を行なっていたことは有名な話です。同じようなことを睡眠前に行なってみましょう。
いつもの音楽・いつものベッド・いつもの枕・いつもの時間
みなさんはどんなルーティンをつくっていきますか?音楽はアップテンポよりもスローテンポのものがおすすめです。
これで全6回にわたった睡眠コラムは終わりとなります。
適切な睡眠時間と質は、スポーツパフォーマンスの向上・ケガ予防・日々のコンディショニングに貢献してくれます。
早速今日から睡眠を見つめ直し、睡眠負債を減らしていきましょう!
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