静的ストレッチのデメリット
最大筋力
ジャンプ力
スピード
静的ストレッチには、とある定説があります。
運動前のウォーミングアップで静的ストレッチを行うと、最大筋力・ジャンプ力・スピードといったパフォーマンス能力が低下する。
「静的ストレッチを運動前に行うとパフォーマンスが落ちてしまう」と聞くと、運動前の静的ストレッチ=悪だったり、意味がないという印象を持たれるかもしれません。
ですが、必ずしもパフォーマンスが落ちるというわけでもありませんし、方法によってはパフォーマンスが落ちなかったとする研究結果があることも事実です。
静的ストレッチは30秒未満であれば、最大筋力に違いは生まれなかった。
静的ストレッチの文化
体育・部活動・クラブ活動など運動前に静的ストレッチを行うことが、習慣として広く定着しています。
そして、1つのコミュニティ内で文化として根付いている場合、それを変えることは容易ではありません。その文化に慣れてしまっている場合、実際にストレッチを行う人にとって、ルーティンを変えることに抵抗感や怖さを感じてしまうこともあることでしょう。
一方で、運動前に静的ストレッチを行うとパフォーマンスが落ちるという事実もあります。
みなさんなら、このジレンマに対してどう対応するでしょう?
静的ストレッチとの付き合い方
何のために静的ストレッチを行うのか?
静的ストレッチの付き合い方とのファーストステップは、その目的を自分の中で持つことです。トレーニング方法やお身体のケアの場面でも同じです。
「身体を柔らかくしたい」、「疲れをとりたい」、「ケガをしづらい身体をつくりたい」、「パフォーマンスをあげたい」 etc…いろいろな想いがあると思います。
難しく考える必要はありません。
シンプルで大丈夫です。シンプルにストレッチをしようとする目的を挙げてみましょう♪
具体的な方法は第5回ストレッチコラムでお伝えします。ぜひそちらをご覧いただき、ご参考にしていただければと思います。
第3回ストレッチコラムはこれで終わりです。ご覧いただきありがとうございました。第4回ストレッチコラムは”柔軟性と可動性の違い“と”ケガ予防“についてです。ぜひご覧ください✨
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