「肩が重い…」「デスクワークがつらい…」「マッサージをしてもすぐに戻る」
そんな慢性的な肩こりでお悩みの方に、当院では保険診療内で受けられるハイドロリリース注射を提供しています。
エコー(超音波)を用いた精密な診断と組み合わせ、患者さまのQOLを高めるサポートをしています。
ハイドロリリース注射とは?

ハイドロリリース注射とは、生理食塩水や局所麻酔薬を筋膜や筋肉の癒着部分に注入し、痛みの原因となる組織の動きを回復させる治療法です。
特にレントゲンなどでは異常が見つかりにくい「筋膜性疼痛症候群(MPS)」による肩こりに対して、高い効果が期待できます。
似た治療法にトリガーポイント注射がありますが、実はこの2つは違うものです。
トリガーポイント注射は筋肉の硬結部位に注射して痛みを軽減するのに対し、ハイドロリリース注射は筋膜の滑りに注目したアプローチなんですよね。
薬剤の力だけでなく、水圧で物理的に癒着をはがすため、より構造的な改善を期待できるのが特長です。
肩こりに対する効果と医学的な根拠

筋肉を包んでいる筋膜が癒着すると、動きが悪くなり、血流の悪化や神経の圧迫を引き起こすことがあります。
ハイドロリリース注射は、この癒着を物理的に剥がし、筋膜と筋肉の滑走性を取り戻します。
当院が導入しているエコーは、キャノンメディカルシステムズ製の最上位機種「Aplio iシリーズ」です。
神経や血管を可視化しながら、安全かつ的確に注射を行います。
保険診療で対応可能

ハイドロリリース注射は、症状に応じて保険適用が可能です。
当院では医師の診察にもとづき保険診療内で対応しているので、費用面でもご安心いただけます。
施術の流れは以下のとおりです。
- 問診:症状や生活習慣をくわしく伺います
- 画像確認:必要に応じてレントゲンやエコーを使用
- 注射施術:エコーで確認しながら癒着部位に注射を実施
- アフターケア:必要に応じてストレッチや生活指導を行います
所要時間は10〜15分程度。施術当日から日常生活に支障はありません。
治療効果のさらなる向上と再発防止
ハイドロリリースで症状が軽減しても、姿勢改善やストレッチ、運動習慣の見直しがなければ再発のリスクは高いです。
当院では施術後に理学療法士によるセルフケア指導を行うことで、根本改善をめざしています。
ハイドロリリース注射がおすすめの方

ハイドロリリース注射がおすすめの方は、たとえば以下のような方です。
- デスクワークやスマホの使用が多い方
- 肩を動かすと、引っかかりや痛みがある方
- マッサージや湿布で改善しなかった肩こり
- 肩こりによる頭痛や吐き気に悩まされている方
- 野球やテニスなど肩を酷使するスポーツする方
- 育児や介護などの日常動作でも、肩の筋肉に過度な緊張が起こる方
よくあるご質問

どのくらいで効果が出るのか?
多くの方が、施術直後から肩の軽さや上肢の動かしやすさを実感されています。
強い癒着がある場合は、その場で劇的に変化することも。
ただし効果には個人差があり、数日かけて徐々に症状が改善するケースもあります。
焦らず経過を見ることが大切です。
Q:注射は痛いですか?
極細の針を使用し、局所麻酔も併用するため、痛みは最小限です。
Q:どれくらい効果が続きますか?
一度で改善する方もいれば、数回の施術が必要な場合もあります。
Q:副作用はありますか?
軽い内出血や筋肉痛が出ることがありますが、数日で改善します。
あおき整形リハビリクリニックのこだわり

- 保険診療で受けられるハイドロリリース
- 最先端エコー機器(Aplio iシリーズ)による安全な施術
- 理学療法士によるリハビリ・セルフケア指導も充実
まずはお気軽にご相談ください。