ストレッチ

vol.5 ストレッチの再定義

シチュエーション別のストレッチ

セルフケア

ウォーミングアップ

方法

ストレッチコラム5の表紙

いよいよストレッチコラム最終章です。今回は静的ストレッチをセルフケアやウォーミングアップにどのように取り入れるべきかお話していきます。

「柔らかくなりたい」

「疲れを取りたい」

「気分転換したい」

“あなた”へ

セルフケアのストレッチのまとめ

ルフケアが目的であれば上の画像を参考にしてください。タイミングはお風呂上がりがベストです。入浴後は身体が温まっていて、筋肉がいつも以上にほぐれやすいときです。

入浴後に睡眠まで時間がなければ、このとき以外でも大丈夫です。

何より大切なことは、”継続すること“です。第2回でお話したようにストレッチの効果は一晩寝ればなくなりますが、1ヶ月継続すればその後やめたとしても1ヶ月は効果が持続する可能性があります。

ですので、お風呂上がりに縛られる必要はありません。ご自身に時間があるときにトライしましょう。

運動前の準備として取り入れたい

“あなた”へ

ウォーミングアップでの静的ストレッチの取り入れ方

「運動前の静的ストレッチはパフォーマンスを低下させます」

3回目のコラムでお話しました。このことは広く信じられいます。実際、静的ストレッチとパフォーマンスの低下を示す多くの研究があります。ただ、その一方でこのような報告もあります。

静的ストレッチは30秒未満であれば、最大筋力に違いは生まれなかった。

つまり、静的ストレッチが絶対的にパフォーマンスを低下させるわけではなく、過剰な静的ストレッチに気をつける必要があるという意味です。

もし、運動前のウォーミングアップがジョギングと静的ストレッチだけで終わっているのであれば、ストレッチの時間を見直してみましょう。

さらにここからパフォーマンスを高めていきたいなら、静的ストレッチの後に動的ストレッチを取り入れます。動的ストレッチは身体をリズミカルに動かしながら行うストレッチでしたね。

イメージがわかなければ、YouTubeで「動的ストレッチ」で調べてみてください。たくさんの情報が手に入ります。

そして、最後に専門的なウォーミングアップを取り入れます。競技ごとの特徴が出るポイントです。”走”・”跳”・”投”をイメージしながら、競技に関連した動作を取り入れます。

具体的には野球ならキャッチボールや素振り、サッカーならパスやヘディング、陸上ならダッシュなどです。

ダッシュを取り入れるときには、気を抜かないことが大切です。ダラダラとしたスピードだと、実践練習中に本気で走ったときに筋肉がビックリして肉ばなれの原因になってしまいます。

現在のウォーミングアップが”静的ストレッチ”だけの場合、それを全てなくして動的ストレッチに変えるというのは、現実的ではないかもしれません。人は慣れ親しんだ環境を変えることにとても敏感だからです。

「今している方法に少し色を付けてみる」

まずは、これくらいの楽な気持ちで取り組んでみてください♪


5回にわたったストレッチコラムは今回で終了になります。

vol.1 ”ストレッチの種類・タイミング・目的

vol.2 ”静的ストレッチのやり方

vol.3 ”静的ストレッチとパフォーマンスの関係

vol.4 ”柔軟性と可動性の違い“と”ケガ予防

vol.5 ”ウォーミングアップとセルフケア

いかがでしたでしょうか?ここまで読んでいただけたら、あとは実践あるのみです!

これであなたもストレッチマスター♪

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