熱中症

脱水症状のセルフチェック vol.2

運動後の体重減少は2%以内

前回のコラムでは脱水症状のチェックポイントとして、下の項目を挙げました

  • 尿の色
  • 汗の性質
  • 体重減少
  • 喉の渇き
  • 唇・口腔内の乾燥
  • 爪・皮膚の状態

今回は”汗の性質”と”体重減少”についてです。

汗から分かる脱水サイン

・ベタベタしている
・乾きにくい
・においが強い

暑熱順化できていない場合、汗を出す汗腺の機能が低下し不快な汗となります。

冷房環境にいる時間が長い人は、汗腺機能が低下しやすいので注意が必要です。

暑さに慣れることも、しっかり汗をかけるようにすることも、熱中症予防に大切です。

体重測定の写真

体重減少については、運動前と運動後の体重変動がポイントになります。

運動前に比べて体重が2%減少していると、脱水のリスク。

たった2%で?

そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、体重で言えば60kgの人で−1.2kgの体重減少。1リットルのペットボトル以上の水分が失われているということ。

相当な水分量が失われています。

こまめに水分補給をしていないと、いつの間にか脱水になってしまっていることがあります。。

喉が乾く前に、頻回に水分補給をする必要があります。やはり、予防が大切ですね。

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