アスレティックトレーナー
パフォーマンス改善
障害予防
アスレティックトレーナーとは、スポーツ医学に関する知識を持ち「選手の健康管理やケガの応急処置・コンディションを支える」専門家で、パフォーマンス向上や障害予防を1番の目標に置いています。
この資格は日本スポーツ協会(旧日本体育協会)公認資格で、合格率は10~30%と狭き門です。
令和2年10月現在、日本全国でアスレティックトレーナー有資格者は約4,300人であり、理学療法士の約125,000人と比べ非常に少なく貴重な存在です。
当クリニックでは猪原が理学療法士とのダブルライセンスを持っており、クリニック外では玉野光南高校サッカー部でトレーナー活動をしています。
アスレティックトレーナーの強み
アスレティックトレーナーは主にスポーツ現場で、監督・コーチ・選手・保護者など多くの方と協力し合いながら活動をしています。活動の領域は大きく7つありますが、最大目標は選手の障害予防とパフォーマンス向上です。
☑︎外傷・障害の予防 ☑︎スポーツ現場での救急処置 ☑︎アスレティックリハビリテーション ☑︎コンディショニング ☑︎測定と評価 ☑︎健康管理と組織運営 ☑︎教育的指導
スポーツ現場の知識や技術は臨床現場に転用できることも多く、例えば術後のメディカルリハビリが終了した後には段階的に競技復帰に向けて進んでいかなければなりません。これをアスレティックリハビリと呼びますが、この段階では各競技に必要な能力や身体的特徴を考慮したエクササイズが必要になります。
また、成長痛・肩痛・腰痛・捻挫などを繰り返す選手には障害予防を目的としたエクササイズ指導も必要になります。
これらはまさにアスレティックトレーナーが活躍できる場所です。
玉野光南高校サッカー部
でのトレーナー活動
猪原からのメッセージ
トレーナー活動は玉野光南高校サッカー部での活動以前から行っていますが、現場あるいは臨床場面では常に同じ信念を持ち続けています。
Player’s First
アスレティックトレーナーとしての信念
選手が怪我のリハビリやトレーニングに対して、自主的かつ積極的に取り組むような働きかけをするようにしています。
選手の考えやニーズを聞き、現状を把握した上で今後のプランを選手と一緒に考え共有します。こちらが必要だと思うことを説明するだけでは選手は納得してくれません。
選手の置かれた状況や立場・チーム状況・家庭環境・怪我の状態などを考慮して、最善だと思う方向性とトレーニングメニューを提示し実践しています。
あくまでPlayer’s Firstですが、指導者として教育する役割も求められますので、選手がいち早く笑顔を取り戻してフィールドを躍動できるように方向性を示してあげることも大切にしています。