栄養

Vol.5 糖質制限を控える理由3つ

糖質制限のデメリット

見聞きすることが多くなった「糖質制限」という言葉。

糖質制限は、パンやご飯などカテゴリー1の食品や、糖度の高い野菜・果物を控えることです。糖質制限に関する本もたくさん出版され、みなさんにとっても馴染みのある言葉と言えます。

ですが、糖質制限はおすすめできません。理由は3つあります。

1つ目は、体内が脂肪を蓄積するモードの状態になってしまうこと。例えば、朝ごはんを食べなかった場合、次の昼食では蓄えられやすくなり、太りやすくなります。

2つ目は、睡眠の質が低下します。食事と睡眠との関係性はピンとこない方も多いのではないでしょうか。睡眠時は副交感神経が優位な状態になり、身体をリラックスさせてくれます。そのときに、脳内からはセロトニンという物質が分泌されます。

このセロトニンはカテゴリー1(糖質)を摂取することで活性化されます。

糖質制限では副交感神経が刺激されにくい状態になり、結果として睡眠の質は低下します。

また脳は酸素だけでなく、糖質をエネルギーとしています。

そのため、エネルギーの1つである糖質が不足すると「記憶力低下」「集中力低下」などの影響が出てしまい、お仕事や学業に支障をきたす可能性があります。

3つ目は、身体が痩せ細っていきます。「え?ダイエットできてるじゃん。」そう思う人も少なくないと思いますが、糖質制限ダイエットをした人の身体は、脂肪に加えて筋肉も痩せ細くなっています

前回もお話ししたように、身体は糖質をエネルギーとしています。糖質が枯渇すると、身体は「これ以上のエネルギー消費を抑えたい」という反応を示します。

エネルギーは枯渇していますが、人の活動には必ずエネルギーが必要です。不足しているエネルギーをどこから補うのか。

筋肉から助っ人を呼び、エネルギーに変換させます。

そうすることで、エネルギー枯渇状態は防げます。しかし筋肉にも限界があり、助っ人残量が低くなるにつれ、筋肉自体は小さくなります。筋肉が小さくなると、当然基礎代謝は低下していき、さらに痩せにくくなります。

このタイミングで食事をすると、1つ目に挙げたように体内に脂肪が蓄積されやすくなり体重は増加します。

痩せたいために行っていたことが、かえって逆効果を生んでいたのです。「糖質=太る」ではありません。生きていくためには必要不可欠です。切っても切れない関係です。

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP