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熱中症

効果的な冷却方法

全身を急激に冷やす

回のお話では、体温が過度に上昇しないように身体を冷やすことが重要とお伝えしました。普段、みなさんは熱中症予防としてどんな対策をされていますか?

最近では、さまざまな冷却商品が販売されていて、暑い夏を快適に過ごす手段は多くあります。

ただ、一定以上の暑さやスポーツとなると体温や発汗量などがかなり上昇し、熱中症リスクは高くなるので、そういった一般的な冷却商品では追いつかなくなります。

熱中症の中でも最も重症な”熱射病”では、深部体温が40℃を超える

40℃を超えると聞くだけでゾッとしますね。さぁ、40℃まで上昇してしまった体温をどうやって冷やしましょうか。

プールで遊ぶ子どもたちの写真

スポーツ現場でよく実施されるのは以下のようなものです。

・日陰で首元、脇、鼠径部などを氷嚢で冷やす
・水を頭や首からかける
・冷たい濡れタオルを使う

確かにこれらの方法も効果はあると思いますが、熱射病になってしまったら話は別です。

40℃を超える高熱状態には、上記の方法では”焼け石に水

なかなか冷えません。しかも、熱射病の場合は30分以内に39℃未満にしないと危険とされています。悠長にしている時間はないわけです。そうなると効果的なのは、身体を氷水に浸すこと

2℃の氷水に身体を浸すことが最も冷却効率が高い。

でもどうやって?

1番は家庭用プールみたいなものがあればそこに氷水を準備すれば良いですが、なかなか準備できないですよね。

なので、現場で活躍するのは、ブルーシート

ブルーシートの上に傷病者を溺れない程度に身体を起こした状態で寝させ、ブルーシートを水が溜まるように形作って氷水を入れて浸す。

これが現場で持ち運びしやすくて即時的に準備できて最も効果的に冷やせる方法だと思います。

とにかく、熱射病の場合は一刻も早く冷やすこと。そのためにも、”準備”が大事ですね!

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